中学生のお子さんをもつ保護者のみなさん、高校入試に向けた塾選びで頭を悩ませていませんか?
塾選びは、子どもの成績に直結する大切な決断です。とはいえ、たくさんの塾がある中でどれが良いのか迷ってしまいますよね。特に地元出身ではない保護者はどこから情報収集すればよいかわからず、途方に暮れてしまいます。
ここでは県外出身で、小学生と中学生の子供3人を塾に通わせている私が、塾選びの際に外せないポイントを11点、ご紹介します。この記事を読んで、お子さんに最適な塾を見つけてください。
ポイントが多いですが、お子さんの高校進学に直結する大事な塾選び。一緒にがんばりましょう!
この記事が向いている人
- 高校入試対策で通う中学生の塾選びに困っている
- 塾を選ぶときにどこを確認すればよいかわからない
- 塾選びサイトのどれを使ってよいか、わからない
- 3人子育て中ママ。長女が今年高校受験
- 埼玉の高校入試知識ゼロから徹底調査
- 保護者へ埼玉県高校入試の情報を発信中
中学生の塾の選ぶポイント11選
高校入試のために中学生のお子さんの塾を選ぶときは、以下の11点を必ず確認しましょう。
- 高校入試向けの指導内容である
- 社員講師である
- 休んだときの振替がある
- 自習室がある
- オリジナルテキストの採用
- 通いやすい
- 志望校の合格実績がある
- 入退室の通知がある
- 保護者会や個人面談がある
- 予算に合っている
- 体験授業がある
いろんな塾に通っているお子さんのお母さんたちの話も参考にポイントとしてまとめました。
それぞれを詳しくみていきます。
ポイント1|高校入試向けの指導内容である
高校入試を控える中学生にとって、入試対策に特化した指導であることは一番重要です。
各教科の専門の先生による質の高い授業や、入試傾向を踏まえたカリキュラムが整っているかを確認しましょう。
模擬試験を開催している塾は、実践的な力を養えるためとても有利です。また、保護者会や志望校合格に向けた個別面談を受けられる塾だと保護者も安心です。
入試対策向けの指導
入試対策に特化した指導では、ただの知識の詰め込みではなく、応用力や問題解決力を伸ばすトレーニングが行われます。
また過去問を活用した対策や、塾独自の定期模試が開催されていると心強いです。
塾主催の模試があると、先生も保護者も、定期的に子どもの成績や志望校への判定を確認することができます。
子どもの得意・不得意を把握し、カリキュラムに組み込む形で成績向上を目指す塾を選ぶことで、効率的な受験勉強が可能となります。
家庭学習のアドバイス
塾の授業だけではなく、家庭での学習方法もアドバイスがあるかも確認しましょう。
塾の宿題や自主学習の進捗をしっかりとフォローし、家庭での勉強方法や時間管理についてアドバイスしてくれる塾は、保護者としても安心です。
定期テスト対策
内申点を上げるために、学校の定期テストで高得点を目指すことも重要です。
定期テスト対策に力を入れている塾は、学校の教科書や授業内容を踏まえた指導を行っています。テスト直前には、定期テスト対策講座があるかも確認しましょう。
内申対策と受験対策の両立がスムーズに行える環境が整っている塾は、全体的な学習効率を高めてくれます。
検定対策
英検や漢検などのことばの検定試験は、高校受験にも有利になる場合が多いです。
公立高校でも私立高校でも、英検や数検、漢検の一定以上の級を取得していると、加点されます。
これらの検定対策をしっかりとサポートしている塾は、受験における総合的な学力を向上させるうえで役立ちます。具体的な合格ノウハウや対策講座の有無を確認することで、検定試験においても自信を持って挑むことができます。
検定対策から得たスキルや知識は、他の教科の学習にも生かせる可能性が高いため、成績全体の底上げにつながります。
夏休み中に英検3級の取得を目指して勉強していた長女は、英検に合格しただけではなく、北辰テストでも英語の偏差値が大幅にUPしました。
ポイント2|社員講師である
塾の講師には、アルバイト講師と社員講師がいます。
- アルバイト講師・・・学生などが多く、年齢が近いため生徒との距離が近く、質問しやすい。
- 社員講師・・・経験や安定した指導を提供できる点が強み。
個別対応が必要な場合や、特定の科目に重点を置く場合にはアルバイト講師は効果的です。ただ、アルバイト講師は自分の試験前や長期休暇、就職活動状況によって、急に講師が変わる可能性があります。
それにより、指導スタイルが変わったり、信頼関係の構築がしにくかったり、モチベーションが下がることがあります。
私が大学生のとき、中学生向けの塾講師のアルバイトをしていましたが、授業時間以外は全く関わっていませんでした・・・
そのため、高校入試のため塾としては、塾全体のカリキュラムを理解し、長期的な学習プランや進路指導で、お子さんと保護者とどちらにも一貫したサポートができる社員講師がおすすめです。
ポイント3|休んだときの振替がある
塾を選ぶ際に「授業を休んだときの振替ができるかどうか」はとても大事なポイントです。
なぜなら、体調不良だけではなく、学校行事や部活の退会などで、どうしても授業を欠席してしまうことはあります。そのとき、振替授業があれば休んだ分の内容をしっかり補えるので、学習の遅れを防ぐことができます。
お子さんの勉強面からも、授業料の面からも1回の授業も無駄にしたくないので、振替対応がある塾だと安心感が違います。
ポイント4|自習室がある
必ず、自習室がある塾を選びましょう。
家では集中できないことも、静かな自習室なら安心して学習に取り組むことができるため、効率が上がります。また、他の生徒と一緒に勉強することで、自然とモチベーションが高まることも期待できます。
受験勉強を進める上で、自習室は非常に心強い味方となります。
- 自習室があるか
- 授業がない日も使えるか
- テスト前は特別に開放しているか
- 長期休みの間も使うことはできるか
- 利用率はどれくらいか(いつも満席で使えないと意味がない)
個別指導と集団授業の両方をやっているお子さんは、長期休暇中は集団授業で教室がいっぱいで、自習室をほとんど使えなかったそうです。
ポイント5|オリジナルテキストの採用
塾独自のオリジナルテキストは、その塾が培った指導ノウハウや受験対策が詰まっているため、効果的に学習を進められる可能性が高いです。
市販の教材とは異なり、地域や志望校に合わせた対策が可能で、入試に直結した内容が盛り込まれていることが期待できます。
ポイント6|通いやすい
通いやすさは塾選びの重要な要素です。
通塾に時間がかかると体力も消耗します。そうするとお子さんの負担が増え、モチベーションの低下や通塾自体が苦痛になる可能性があります。
通塾に1時間かかる場合、部活から6時過ぎに帰るとすぐ塾に行かなければいけません。10時に塾が終わって帰ってくると、家に着くのが11時になってしまいます。
自宅からの距離や交通の便を考慮し、無理せず通える範囲内の塾を選びましょう。また、授業時間帯や曜日がライフスタイルに合っているかも確認し、お子さんの生活リズムが現実的かどうかも考えることが大切です。
ポイント7|志望校の合格実績がある
志望する高校が決まっている場合、その高校への合格実績があるかを必ず確認しましょう。
合格実績がある塾は、その学校に合った指導ができる可能性が高いです。合格実績を確認することで、受験に向けたサポートの質や信頼性も判断しやすくなります。
志望校が決まっていない場合、希望するレベルの高校への合格実績があれば問題ないでしょう。
公立 | 私立 | おもな進学大学 | |
---|---|---|---|
最難関校 | 浦和高、浦和第一女子高、大宮高 | 開智高、栄東高、淑徳与野高 | 東京大、京都大、一橋大、東京工業大、早稲田大、慶応大 |
難関校 | 市立浦和高、浦和西高、大宮北高 | 大宮開成、昌平高、獨協埼玉高 | 筑波大、横浜国立大、埼玉大、GMARCH |
中堅校 | 市立浦和南校、大宮東高、与野高 | 栄北高、武南高、浦和麗明高 | 東京都立大、群馬大、日東駒専 |
一般校 | 大宮光陵高校、浦和北高、岩槻高 | 浦和学院高、叡明高、細田学園高校 | 大東文化大、帝京大、城西大、関東学院大、文教大 |
ポイント8|入退室の通知が届くシステム
子どもが安全に通塾できるかは大切なポイントです。
入退室の通知が保護者に送られるシステムがある塾なら、子どもの通塾時間を把握でき、安心感が得られます。特に夜遅い時間に塾に通う場合や、公共交通機関を使う場合は、この機能が重要です。
ポイント9|保護者会や個人面談がある
保護者会や個人面談があるかは必ず確認しましょう。開催有無だけではなく、頻度も確認しましょう。
長女が通っている塾は、学期に1回、保護者会があり、受験情報を教えてくれます。
特に大手の塾ではない場合、保護者会はないことが多いようです。
埼玉県では、中学校は高校入試のサポートはしてくれません。そのため、塾から受験情報が提供されないと、保護者自身で情報を集めなければいけません。
学校名だけではなく、内申点の上げ方や埼玉県オリジナルの高校入試システムを、埼玉県以外で育ったお母さん、お父さんにとっては、かなり大変です。
そのため、保護者会や個人面談などで、受験情報を提供してくれる塾を強くおすすめします。
授業の様子や課題内容を定期的に共有してくれる塾だと、子どもの学習状況を詳しく知ることができ、家庭での適切なサポートが可能です。
ポイント10|予算に合っている
塾選びの際には、予算に合っているかどうかも重要なポイントです。
いくら良い指導を提供していても、料金が家庭の予算を大きく超えてしまっては長続きしません。通常の授業料以外の金額についても必ず確認しましょう。
- 通常の授業料
- 春期/夏期/冬期の各講習料
- テスト直前講習料、検定対策授業料
- 教材費
- テスト費
- 施設費
- 管理費
奨学金制度や割引制度がある塾も多いので、そういった制度があるかも聞きましょう。
我が家は兄弟割引を利用しています。
ポイント11|体験授業がある
塾の授業を体験することは、とても大切です。実際に体験することで、教室の雰囲気や先生との相性、授業の進め方などを肌で感じ取ることができます。
事前に体験することで、入塾後のギャップを少なくし、お子さんも保護者も安心して学習を始めることができます。
体験授業では、お子さんの学習スタイルに合った塾を見極めるために、以下のポイントを確認しましょう。
- 塾の雰囲気(教室が明るく清潔か、先生やスタッフが話しやすいか)
- 授業がお子さんにわかりやすいか、興味を持って参加できるか
- 授業後に先生からのコメントがあるか
- お子さんの感想を聞き、わからなかったところや納得がいかなかったことを詳しく聞く
これらを押さえて、長く通い続けられる塾を見つけましょう。
「個別指導」にこだわりすぎない
高校受験の塾を選ぶときは、「個別指導がよい」ということにこだわりすぎない方が良いでしょう。
なぜなら授業形式にこだわりすぎると、今までに説明した本当に大事な11つのポイントを妥協せざるを得なくなってしまう可能性が高いからです。
特に「個別指導」にこだわると、社員講師ではなかったり、保護者への情報提供が少なかったり、授業料が跳ね上がる可能性が高いのでよく確認しましょう。
同じ授業時間数の場合、個別指導塾は集団授業塾に比べて費用がかなり割高です。
長女も個別指導塾を検討した時期があり、金額を聞いてみました。通常授業は、集団授業より10,000円ほど高い程度。「それくらいなら、個別で熱心に指導してくれるならよいかな」と考えました。
でも、夏期講習の金額を聞いてびっくり。集団授業と同じコマ数を確保しようとすると、2倍ほどかかるとのことです。
「内気すぎて、自分から先生に話しかけられない」「1~2科目だけ受けたい」というお子さんなど、どうしても個別指導がよいというおうちもあるかもしれません。そういうお子さんは個別指導塾のほうが合っている場合があります。
でも、「なるべく塾の費用を抑えつつ、指導内容も担保したい」「全教科の成績を上げたい」という場合は、圧倒的に集団授業塾をおすすめします。
塾を選ぶときは、教え方や先生の質、塾の雰囲気など、もっと気にしたいことがたくさんあります。そういった大事な部分をしっかり確認することが、最終的には受験に向けて大きな力になるはずです。
塾を選ぶなら「塾選」がおすすめ
塾比較サイトなら、「塾選」が圧倒的におすすめです。なぜなら、多様な希望を持つ保護者と生徒に最適な塾を見つけるために、解説した9つのポイントを検索条件で指定して塾を探せるからです。
各塾の詳細な情報を比較しやすく、子供の学力や性格に合った塾を選ぶ手助けをします。特に、初めて塾を探す埼玉県出身ではないお母さん、お父さんにとって、安心して利用できます。
\最大1万円分キャッシュバック!9/30まで!/
最大級の取り扱い教室数
「塾選」は、約102,013件(2024年9月現在)もの教室を取り扱っています。
これは業界最大級の規模で、幅広い選択肢の中から、お子さんにぴったりの塾を見つけやすいという大きなメリットがあります。どんなニーズにも対応できる豊富な選択肢が揃っているので、比較検討がしやすく、最適な塾選びがスムーズに進められます。
高校ごとの合格体験記が掲載
「塾選」には単なる塾の口コミだけでなく、高校ごとの合格体験記が掲載されています。
実際に合格した生徒の具体的な体験談を読むことで、よりリアルな受験対策や塾の効果を把握できるため、塾選びの参考にしやすくなります。
これにより、自分の志望校に合った塾を見つけやすくなるのが大きな魅力です。
検索条件が豊富
「塾選」では、他のサイトよりも詳細な検索条件を設定することができます。
そのため、学力や学習スタイルに合わせた最適な塾を効率よく見つけ出すことが可能です。希望する条件を細かく指定して検索することで、お子さんに最適な学びの場を選択することができます。
- 社員講師のみ
質の高い授業を受けるだけではなく、長期的に安定したサポートを受けるためには、社員講師のみが在籍している塾が適しています。 - テスト対策
内申点を上げるためには定期テスト対策が必須です。塾によっては過去問を活用した実践的な指導をしてくれます。 - 体験授業
体験授業を受けることで、入塾後の後悔を減らすことができます。 - 自習室
自宅で勉強できないお子さんにとって、自習室は集中空間を確保するために必須です。 - 定期的な面談制度
定期的に面談をする塾は、生徒個々の学習進捗をしっかりと把握してくれます。保護者のみなさんへのフィードバックもあり、安心して任せられます。 - 自由キーワード
キーワードを自由に入力することができるので、必ず希望の検索条件を指定でき、対応している塾をピンポイントで見つけることができます。
後悔しないように理想の塾を選ぼう
中学生の塾を選ぶポイントをまとめます。
- 高校入試向けの指導内容である
- 社員講師である
- 休んだときの振替がある
- 自習室がある
- 通いやすい
- 希望する高校の合格実績がある
- 保護者会や個人面談がある
- 予算に合っている
- 体験授業がある
塾比較サイト「塾選」ならこれらのポイントで検索ができます。
高校受験に向けてお子さんが一番安心して勉強に取り組める環境を整えるため、しっかりとした情報収集と比較検討が欠かせません。
この記事を参考にして、「塾選」を上手に活用し、お子さんにとって理想的な塾を見つけてあげてください。是非、後悔しない選択をしてくださいね。
\最大1万円分キャッシュバック!9/30まで!/
コメント